まほろばで君と

医療の視点から見るおかしな国ニッポン(国際データ比較)

 「日本人は権威の弱い」と言われますが、医者を過信して、医者が出す薬について調べることなく、処方通りに服用している人が大半ではないでしょうか?

ですが、その薬は本当に飲む必要があるのか、大いに疑問です。内服薬の抗生物質は、その最たるものです。たいてい不要です。

また、精神医学についても、薬に同様のことがいえるだけでなく、精神科の病床数や入院患者数はダントツで世界一です。

 

 日本がいかに特殊(異常)かを、統計をもとに見ていきます。

 

 

【精神医学の統計】

 

精神科病床数 340,392床(ダントツで世界1位)

 人口10万人当たりの精神病床数は2位のベルギーの1.5倍、1990年に日本と同レベルの病床数を誇ったアイルランドは今や日本の3割まで減少。

 

f:id:endertalker:20191028091131p:plain

世界の人口1000人あたり精神科病床数

 

精神科病院の退院理由が「死亡」となっている患者数(1か月あたり)

自殺は含まれない

2011年―1,882人(このうち入院後3か月未満での死亡が492人

(2006年―1,242人、2010年―1,515人と年々、増加している)

 

不必要に精神科に入院させられている患者数 約7万人

 

抗うつ薬が3剤以上同時併用されている割合 8.9%

(3種類なら作用機序がかぶるので、こんな処方はおかしい)

 

処方されたベンゾジアゼピン総量が用量の2倍を超えている場合 13.3%

ベンゾジアゼピン系の薬を3種類以上、処方されている人が少なくない)

 

抗不安薬精神安定剤)と睡眠薬からなるベンゾジアゼピン系の薬の消費量も日本がダントツで世界1位

アメリカではベンゾジアゼピン系の薬の長期間使用は禁止されています)

 

f:id:endertalker:20191102095945j:plain

ベンゾジアゼピン抗不安薬処方数国際比較


 

【医療全般】

 今は予防医学の時代だと、アラフォー学生時代に習いましたが、この「予防医学」という言葉がクセモノで、誤った解釈を散見します。

 

世界に類を見ない薬漬け、検査漬け医療

・総医療費に占める薬代は30%、欧米は11~18%

抗生物質の濫用による耐性菌の出現促進

抗生物質は腸内善玉細菌まで殺してしまうだけでなく、耐性菌をつくるため、本当に必要なとき以外は、医者が出そうが安易に飲んではいけない)

予防的に抗生物質を飲むという考えは間違っています。

 

タミフルの消費量も日本がダントツで世界1位

全世界のタミフル生産量の70%以上が日本で消費されている。

 この数字からも明白ですが、インフルエンザ治療薬タミフルを本当に必要ではない人も飲んでいるケースが多い。

 タミフルの副作用で「飛び降り」などの異常行動をすることが浜六郎医師によって統計学的に証明されています。

pdfの3ページ目のグラフ参照

http://www.npojip.org/sokuho/tip0611-12.pdf

 

◆子宮頸がんワクチンは効果がなく副作用が重篤

子宮頸がんワクチンは必要ないどころか、重篤な副作用を招きます。

速報「HPVワクチン(いわゆる「子宮頸がん」ワクチン)は危険」 http://www.npojip.org/sokuho/131118.html

 この中で浜 六郎 医師は、体内を移動するように感じられる疼痛や、MRIやCTでも異常が認められない中枢神経症状の原因として、多発性微小血栓(微細な血の塊)の形成と溶解の可能性を指摘しています。

 

 子宮頸がんワクチンによる被害は深刻で、この現状下でも勧める医師、政治家、役人は全く信用できない存在であることを知ってください。

推進派は金と保身しか頭にないか、ただのアホかのどちらかです。

現在、子宮頸がんワクチンによって重篤な副作用が出ている人は、もしかしたら、子宮頸がんになる以上の地獄を味わっているのかもしれません。

 

 こんなリスクの高いワクチンに、年間300億円もの税金を使っています。

10代の対象年齢の全ての少女に接種しようと、半年前まで電話をかけてくるほど積極的に勧め、昨日の厚労省の会議でも、積極的勧奨の中止を継続しただけで、接種そのものの中止とはなりませんでした。

 

 日本の医療行政は腐敗しています。 嘘をつく医師、医療・保健関係者もたくさんいます。

例えば、NHKに医師が出演して語っていることは、無条件に常に正しいと思っている人が多いのではないでしょうか?

「権威に弱い」日本人は疑うことなく、うなづいているのではないでしょうか?

 

 

【参考資料、参考文献】

厚労省「平成22年精神保健福祉資料調査」

向精神薬の処方実態に関する報告及び今後の対応について(2011年11月1日)」

「精神保健福祉資料・平成23年度6月30日調査の概要」

『新 治る医療、殺される医療 医者からの警告』小野寺時夫(2001)

精神科病院がなくなったイタリアから、何を学べるか」(グラフ) http://www.hurights.or.jp/archives/newsletter/sectiion3/2013/05/post-210.html

タミフルに隠された真実 第二の薬害エイズに発展か」 http://www.asyura2.com/0601/health12/msg/605.html

「薬のチェックは命のチェック(速報版・最新の医薬品情報)」(超重要) http://www.npojip.org/contents/sokuho/1.html